2023.09.12 分譲地関連家づくりコラム
同じ広さ・設備・仕様なら1階建て(平屋)・2階建て・3階建てどれが建築費用が一番安い?
2023.09.12
分譲地関連家づくりコラム
こんにちは! 城戸産業の藤田です。
今回ご紹介するのは、1階建て(平屋)・2階建て・3階建てなら、どれが一番建築費用が安いか?というお話です。
なお、床面積やトイレの数、LDKやキッチンなどをすべて同じとお考えください。
さて、皆さまの回答は?
■正解は───
もっとも建築費用が安く済むのが2階建て、次が3階建て、そして一番費用がかかるのが平屋です。
理由は、基礎と屋根。
家を建てるにあたって、基礎と屋根の面積が大きくなればなるほどコストが高くなってしまうというわけです。
※エレベーターを設置するなど、数百万円単位でコストが変わってくるような設備を追加する場合は、結果は変わってきます。
■2階建てより3階建てのコストが高いのはなぜ?
3階建て住宅の建築費は、2階建てと比べると坪単価で1~2万円ほど高くなると言われています。
また、3階建てでは2階建てなら掛からない以下のコストが必要です。
・構造計算書作成の費用
・耐火・防火関連設備の費用
3階建て住宅は2階建て住宅に比べて、耐火・防火関連規定の適用が増えるため、2階建て住宅では必要のない使用や設備が必要になるケースがあります。
・地盤改良の費用
3階建て住宅は2階建て住宅よりも重量があるため、地盤の状態によっては地盤改良が必要になることがあります。
■結論! 最もコスパがいいのは2階建て
そんなわけで、1階建ての平屋・2階建て・3階建てなら、最もコスパが良いのは2階建てということになります。
■家づくりの疑問・質問、お気軽に
建築費用の件に限らず、家づくりの疑問や質問があれば、どうぞお気軽に弊社までお問い合わせくださいませ!