ミニマムな家づくりはコストダウンになるのか?|東大阪の分譲住宅なら城戸産業

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2022.10.18 家づくりコラム

ミニマムな家づくりはコストダウンになるのか?

2022.10.18
家づくりコラム

こんにちは! 城戸産業で設計を担当しております、木村です。

今回は最近流行なミニマムな家づくりについてです。

■ミニマムな家づくりが急増中

近年はミニマムな家づくりをする方が増えてきています。

不要なモノは潔く手放し、本当に必要なものにコストをかける、という考え方です。

例えば

・窓

家の中を明るくしたい、という思いから、窓はついついたくさん作りたくなってしまうものです。

しかし実際に家を建てて住んでみると「陽が入りすぎて眩しい、暑い」「この窓はいらなかった」なんてことも珍しくありません。

必要以上に窓をつけないことは、生活の快適性に繋がります。

・お風呂の棚、鏡

シャンプー、リンスやボディソープを置くための棚や鏡は、昔はお風呂に「あって当たり前」のものでした。しかし近年はそれらを設置しないお施主様が増えてきています。

・間仕切りや壁

間仕切りや壁をなるべく減らして、1階と2階にエアコンが各1台ずつで済むような設計を採用されるお客さまもいらっしゃいます。

■ミニマムにすればコストは下がる?

このように窓の数を減らしたり、鏡や棚をつけなければコストは下がると思われるかもしれません。

実は減らしたからといってコストが下がらないことの方が少なくありません

というのもどの住宅会社・工務店にも前回お話した「標準仕様」というものがあり、そこから減るものに関しては元々各メーカーからセットで価格が組まれて提供される仕組みのため、つけなくても減らないという契約になっている場合が多いからです。

そのため、費用が安くなるからなくす、ではなく自分の価値観どういう暮らしがしたいかでミニマムにするかどうかを判断いただく方が納得いく住まいづくりにつながると思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。