2022.10.27 家づくりコラム
「そのご希望、本当にライフスタイルに適していますか?」【後編】
2022.10.27
家づくりコラム
こんにちは! 城戸産業で設計を担当しております、木村です。
前回、前々回の記事で、
「お客さまがご希望になる間取りと、実際のライフスタイルがミスマッチを起こしやすい事例」
についてご紹介してきました。
今回はその後編記事となります。
前編・中編をまだお読みでない方は、よろしければそちらもチェックしてみてくださいね。
■住んだ後の暮らしをイメージしてみよう
前編・中編の記事でご紹介してきた通り、憧れの間取りや一般的と言われる間取りでも、それがご自身のライフスタイルに合っていないと、結局はストレスの元になってしまうことがあります。
プランニングの際は、そこに住んだ後の暮らしをなるべく具体的に想像してみるようにしましょう。
■相反する優先順位も…
過去の記事でもご紹介したことがありますが、家づくりにおける複数のご希望が、お互いに相反している…というのもよくあることです。
例えば、
・リビング階段を作りたい
・冷暖房の効率を上げたい
というご希望がある場合、二つのご希望を同時に叶えるのは困難です。
なぜならリビングに階段を作ると、階段の前に扉を設置するなどしない限り、どうしても空気の抜け道ができリビングの冷暖房効率が落ちるからです。
■一つ一つ確実に整理していくことが大切
家づくりをする中で、
「ご希望のプランがお施主様のライフスタイルにマッチしていない」
「家づくりで希望していることの内容が相反している」
というのは珍しいことではありません。
プランニングの過程で、それらを一つ一つ整理し解決していくことが重要です。
もちろん私たち設計士も、そのお手伝いは惜しみません。どんなことでもお気軽にご相談下さいね。
この記事が皆様の家づくりの一助となれば幸いです。