2021.08.26 分譲地関連
「安い!」=お得とは限らない! その安さには、理由がある【後編】
2021.08.26
分譲地関連
こんにちは! 城戸産業の藤田です。
マイホーム購入をご検討の方は、たくさんの住宅販売会社をご覧になっていることと思います。
そんな中「価格」は、どこで家を建てるか? を決定する大きな決め手のひとつですよね。
前編では、パッと見た価格が安くても、実は「標準装備を最低限にして、表面的に安く見せているだけの会社さんもありますよ」というお話をしました。
そして「価格」に含まれているものは、設備のグレードだけではありません。
■Q.一番「高い会社」「安い会社」はどれ?
ここで問題です。
とある駅の西口から徒歩10分の場所には、A社の分譲地が、そして東口から徒歩10分の場所にはB社の分譲地、北口から8徒歩分の場所にはC社の分譲地があるとします。
各社の最低価格は、下記の通りです。
A社:2,800万円(駅から徒歩10分)
B社:3,000万円(駅から徒歩10分)
C社:2,900万円(駅から徒歩8分)
一番安い会社、高い会社はそれぞれどこでしょうか?
答えは「これだけでは分からない!」です。
額面だけ見れば、一番安いのはA社で、高いのはB社ですよね。
しかし、同じ駅から徒歩10分だとしても、エリアによって土地の価格は変わります。
※土地の相場はこちらのサイトで調べることができます。
「土地価格相場.COM」http://www.tochi-d.com/
土地の形(細長い長方形や三角形など変形地、旗竿地など)によっても価格は変わりますし、風通し、採光、向き、角地かどうかなども価格に影響します。
買い物できる場所や学校、病院が近くにあるかも重要なポイントですね。
納得できる間取りが完成するまで、しっかりプランニングに対応してくれる設計士がいるかどうかは、家づくりの成否を分ける鍵と言っても過言ではありません。
満足できる間取りの家が完成しても、アフターサービスが不十分なら家の寿命は短くなるので、アフターサービスも重要です。
つまり、額面だけでは、その土地や家が高いかどうかを判断することは出来ないのです。
大切なのは、表示されているその価格に、何が含まれているのか?
そこを、ぜひしっかりチェックしてくださいね!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。