本当に欲しかったのは2階リビングではなく○○空間
お家で友達と集まって楽しめる住まい」をコンセプトにDKはカウンター+畳ダイニングというまるでお店のようなプラン、おうちで飲んで眠くなったら畳ダイニングでそのまま就寝も可能です。
まずお客様からの要望は当時弊社で販売していた2階リビングで好評だった「新池島町B号地モデル」をこの土地にはめて欲しいということでした。それで作成したのが初期プランでした。
B号地モデルの最大の特徴は2階LDKで10帖のリビングが7.5帖のバルコニーに挟まれていること。しかしこの土地ではどうしてもその形状が取れませんでした。
打合せで話をよく聞くと、リビングから繋がるアウトドア空間が欲しいので、2階LDKにこだわってるわけではないとの事でした。それで提案したのが2番目のプランです。お客様は当社から1階リビングのコの字型が良かったそうですが、この土地面積では無理だと判断されてたようです。
次に要望されたのがLDKは狭くても、アウトドア空間が広い方がいいとの事。2番目のプランからその要望で作成したのが3番目プランです。
最後まで打合せでお話頂かなかったのが、猫ちゃんのことです。私は猫派で猫が大好きなんです。その猫のためにリビングとアウトドア空間を繋げたかったそうです。それで出来上がったのが最終プラン。これはパティオからは外部に行けなくしました。猫と安心して暮らせます。近所の野良猫がパティオに入ってくることもありません。完成後何度かご訪問しましたが、猫ちゃんとの暮らしを楽しんでおられるご様子でした。
より使いやすい陶芸室を備えた住まい
全居室5.2帖以上、独立した和室、小屋裏収納もあるプラン
まず要望を頂いたのは
①ご夫婦2人だけの家
②奥様の趣味の陶芸ができる家(屋内土間スペース+屋外土間スペース)
③2階LDK
以上です。
まずはプラン①。
単純に奥に陶芸スペースを持ってきました。
初回プランの良し悪しを聞かずに2番目のプラン。こちらは離れのイメージです。
続けて3番目のプラン、こちらは家の中央部分に陶芸スペースです。
2番目と3番目で迷われましたが、基本プランは3番目に決定。
玄関からそのまま陶芸スペースに行ける動線が気に入られたようです。
最終的にはプランを反転させ、主寝室を和洋室にしてプラン決定となりました。
敷地的にあきらめかけていたパティオを実現した住まい
眠くなったりしたらゆっくり寝転ぶことができる畳コーナー、2階各寝室は1帖以上の収納を備えたプラン。
お客様からの要望は「中庭パティオ」。
ただ土地もそんなには大きくなく、絶対条件ではなくお客様の夢としてお聞きしただけでした。
それで提案したのが、玄関ポーチと中庭を兼ねれば無駄なスペースもなく、予算的にも作りやすいとプラン①を提示しました。
初回プランと同時に車で目線を遮るプランも提示しました。
それでやはり、中庭はポーチと兼ねたくないとなり、3番目のプランを提示。
ほぼ最終プランに近い形です。
そこから中庭部分の目線を遮るため、外構にてウォールを設置。
また外部梁を設け、そこからシートを掛けられるようにフックも取り付けました。